みなさん、こんばんは!
マジェ吉でございますー。
本日は、KOSOスリムメーター(電圧計)の取り付け方法を
ご紹介していきます。
常時電源の取り出し方と、
ACC電源の取り出し方Part2もご紹介しています。
参考になれば、幸いです。
今回取り付けるパーツ
今回は、最安値だったMOTOJAMさんにて、
KOSOハンドルポストと同時購入しました。
KOSOスリムメーター取付の流れ
KOSOハンドルポストは、前回記事で取付方法をご紹介済みですので、
あとは、配線の取り回し(ACC電源・常時電源・アース)と、
KOSOハンドルポストの窪みにはめ込んでいくだけです。
KOSOハンドルポストの取付け記事はコチラ。
・マジェスティSのポスト交換方法
大まかな作業の流れとしては、
1.常時電源の取り出し
2.ACC電源の取り出し
3.アースの接続
4.本体をハンドルポストに固定
5.時計合わせ
という流れになります。
以前、ご紹介したACC電源の取り出し方とは、
別の方法でACC電源を取り出していきます。
すでに、前回の方法でご紹介したACC電源の取り出しを実践された方は、
その配線からの分岐でも、もちろんOKです。
(このサイトで掲載する用に、他の方法も実践しただけなので!)
ということで、まずは、常時電源の取り出し方から、
ご紹介していきます。
取り付け前の下準備
フロントカウル一式を取り外します。
・フロントカウル一式の取り外し方
メーターは取り外さなくても、
作業できますが、外した方が楽かもしれません。
・メーターの取り外し方
ここまでで、下準備は完了!
早速、電源取り出し用の配線づくりへと。
常時電源の取り出し方
常時電源の取り出し方として、
1.既存ハーネスのどこかから分岐させる。
2.バッ直配線を引く。
これのどちらかになります。
既存ハーネスのコネクタから分岐配線を作るのが、
一番スマートなので、そうしたかったのですが、
サービスマニュアルの配線図を眺めても、よくわからないし、
テスターを使って探しましたが、途中で面倒くさくなってやめました。笑
ということで、今回は、ヒューズボックスから、
常時電源を取り出していきます。
常時電源取り出し用配線の作成にあたって
ヒューズから、常時電源を取り出していきます。
ヒューズからの常時電源・ACC電源の取り出しは、
とてもポピュラーな方法なのですが、バイクの場合、
ヒューズボックス自体が小さく、電源取り出し用ヒューズを取り付けると、
フタが閉まらない事態になることが多い。
マジェスティSも例に漏れず、
ヒューズボックスの蓋が閉まらなくなります。
今回は、それを避けつつヒューズから電源を取り出す為に、
電源取り出しヒューズを作成します。
市販されている電源取出し用ヒューズは、こういうもの。
エーモン E529 平型ヒューズ電源 10Aヒューズ交換用
これも試しましたが、蓋が閉まらない!
この保護用のゴムがついてるだけで閉まらないので、
かなりシビアなスペースです。
しかも、今回、常時電源を取り出す箇所のヒューズは、7.5A。
そして、エーモンのラインナップに7.5Aの電源取り出しヒューズは存在しません。
ですので、7.5Aヒューズを加工して、
ヒューズボックスのフタがキチンと締まる、
7.5Aの電源取り出しヒューズを作成します。
7.5A電源取り出しヒューズの作成
今回、常時電源取出し用配線の作成にあたり、
今回使用したものは、下記の通りです。
・エーモン1264 7.5A交換用ヒューズ
(↑失敗しなければ、純正ヒューズの加工でOK)
・エーモン M271 ダブルコード 赤/黒・0.50sq-6m
(↑ダブルコードしか手元になかったので、バラして使用)
・エーモン1151 ギボシ端子
注意点
端子は、ギボシ端子じゃないとダメです。
今回は、ヒューズボックス内の隙間を利用して、
配線を通していくため、平型端子だと、
この隙間を通りません。
配線を通す隙間は、↓の写真の緑の四角で囲った部分。
0.50sqの配線1本通しただけでも、二本目のギボシが通らないので、
常時電源とACC電源の両方を取り出す場合には、
反対側のスペースも使っていきます。
常時電源取出し配線の作成
7.5Aのヒューズに、配線をハンダ付けしていきます。
この時に、配線が寝るようにハンダ付けしないと、
ヒューズボックスのフタが閉まりません。
↓完成図
ハンダをのせる面積が小さいので、
ハンダ付けしたあとに、接着剤で補強しておくと良いです。
(グルーガンは接着部の強度的に意味ないので却下)
あと、プラス配線になるので、メス端子で。
この電源取り出しヒューズを接続した図。
すみません、下の画像は、ACC電源のヒューズ位置です。
常時電源は、この写真の一番下の部分。
ヒューズボックスの蓋にも書いてありますが、
IGNITION → ACC電源(下の写真の下から二番目)
BACK UP → 常時電源(下の写真一番下)
となります。
電源取り出しヒューズの取付け向きについて
ちなみに、車体前方からヒューズボックスを見た時に、
右がバッテリー側となります。
電源取り出しヒューズの、
配線をハンダ付けした方を左側にしたほうが良いです。
(下の写真だと右側になってますが・・・。)
※先程も書きましたが、常時電源取り出しに使うのは、
一番下のヒューズです。
下から二番目は、ACC電源の取り出しに使います。
電源取り出しヒューズの接続
このスペースには、ギリギリギボシ端子が通ります。
通すと、このような感じ。
ヒューズボックスの蓋を開放しっぱなしにすることなく、
ヒューズを使っての電源取り出しが出来ました。
この配線をKOSOスリムメーターの赤色配線に接続。
ACC電源の取り出し方 Part2
前回の記事でご紹介したACC電源の取り出し方は、
ワイズギアのグリップヒーターリードからの取り出しでした。
こちらの記事:マジェスティSのACC電源の取り出し方
今回は、常時電源と同様に、
ヒューズボックスから、ACC電源を取り出して行きます。
配線の作成も取付けも上記の常時電源取り出しと同様。
あとは、ヒューズボックスの下から二番目の位置に、
取付けて完了です。
これをKOSOスリムメーターの茶色線に接続。
アースのお話とKOSOスリムメーターの初期不良
当初は、以前作成したACC電源の配線を使って、
KOSOスリムメーターを接続したんですが、作動しない!
この時点で、海外製という先入観が強く、
ろくにチェックもせず、初期不良と判断し、
MOTOJAMさんに交換のお願いのメールをしました。
週末夜に問い合わせのメールを送って、
週明けの朝に、早速、お電話を頂くという、
素晴らしい対応。
「メーカーさんによると、結構な数を販売しているらしいのですが、
初期不良って無かったそうなんですよね・・・。
大変お手数なのですが、今一度、
アースの落とし方をご確認頂けませんでしょうか・・・?」
とのこと。
「一回試してみます!」
ということで、
給油口近くのボディアースに接続したところ、
元気に作動するじゃない。
初期不良じゃなく、僕の配線ミスでした。
MOTOJAMさん、面目ない・・・。
僕のミスで、お手数をお掛けしました・・・。
そして、お電話頂いたお兄さん、
こんな僕に優しい対応を有難うございました。
ここに接続するのに、アース配線を用意。
丸型端子が無かったので、クワ型で代用。
反対側は、また何か接続するかもしれないので、
ギボシ端子のダブルで処理。
ということで、初期不良を疑う前に、
アースの落とし込みを再確認してみてください。
僕の二の舞いになりかねません。笑
KOSOスリムメーターをハンドルポストに固定
ここまで、配線の準備が終われば、
あとは、端子の接続と本体の固定だけです。
スリムメーターの各種配線は、
他配線と同様に、ハンドルポストに通します。
時計/電圧表示の切替スイッチの固定は、お好きな場所へ!
メーター本体をハンドルブラケットの部分に、
固定するわけですが、付属のマジックテープだと、
浮いてしまうので、これで固定しました。笑
POSH グリップ接着剤
金属も接着できるので、がっちり固定できました。
で、これをハンドルポストにネジ止めして、
適当に抑えてしばらく放置。笑
ということで、KOSOスリムメーターの装着完了!
全くの初心者でこちらのブログを参考に挑戦してみようと思いました。
グリップヒーターのカプラーには容量制限みたいなものあるのですか?
ワイヤーリードで分岐させて、グリップヒーター、40wのフォグランプ2つやETCなど接続させて大丈夫でしょうか?さらに、デイトナのDーUNITのACC配線も繋げたいと思っております。
私にはこちらのブログしか頼れるものがなく、グリップヒーターからの取り出ししかわからないので他にやり方がありましたら教えて下さい。本当は、D-UNITはヒューズBOXからACC電源取ろうと思っていたのですが、7.5Aの加工の道具はありますが技術がないです。
よろしくお願い申し上げます。